5/29の新聞にこのような見出しがあった。
事故車の修理費が高騰のため、修理費平均9.2%の上昇を保険料に転嫁するとのこと。
事故車の整備業者に支払う修理費を今年度中に過去最大の幅で引き上げるとのことで、あいおいニッセイ同和社は5月に工場に到着した事故車から、三井住友海上社は6月から、東京海上日動社と損保ジャパン社は7月から実施する。
また自動車保険の保険料が上がる。
通常損保会社は年1回、1月に自動車保険の保険料を改定している。
部品価格や電気代、人件費も上昇しており、来年2026年1月の改定時期を待たずに、今年初めて、同じ年度に2回目の保険料改定を行うということだ。
これまで事故を起こしたことがほとんどなくても、一度でも保険金のお世話になった者であれば、もしものときのためにお守りとして自動車保険に加入している。
自分の場合、保険料の値上げに備えて3年契約としているが、次の更新が来年くるので、保険料のことを考えると怖い。
5年や10年の長期契約はできないものか。
損保会社にとってみれば契約継続の脱落は防げるものの、そんなことをしていたらリスクに見合った保険料が取り切れず、やるはずがない。
とは言え無保険にするわけにもいかないので、自動車保険は必要である。
であれば保険料を少しでも安くするために、ネット系損保会社への切替えも検討してみるか。
ただ、自分の場合、もう何十年も同じ代理店で契約しており、事故を起こしたときにはお世話になっているので、そう簡単には切り替えられない。
時代の流れに逆らうことができないのであれば、せめて保険料が値上げになった分に見合うサービスの充実を望む。
追加保険料なしでの特約の付帯、自動車事故の補償以外の分野(ライフプランニング、資産形成、住宅、健康など)まで範囲を広げた提供サービスの拡大。
損保会社にとっては、事故を起こさないまま保険料をずっと支払い続けている者こそが重要な収益源であり、浮気(切替)をしないように大切に扱ってほしい。
2025.6.2